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【学会参加報告】第22回 日本予防医学会 学術総会でシルクフィブロイン研究を発表しました!

2025年7月5日・6日、東京都中央区 聖路加タワーにて開催された「第22回 日本予防医学会 学術総会」に参加し、弊社ドクターセラム株式会社は、「シルクフィブロイン長期摂取による脂質代謝改善効果の検証」に関する研究成果を発表しました。

■ 日本予防医学会 学術総会とは

日本予防医学会は、医学・薬学・農学・環境科学・工学など多彩な分野の専門家が、疾病予防や健康寿命の延伸をテーマに研究発表・交流を行う学会です。
本年の総会テーマは「予防医学・医療の実践」。基礎研究から臨床応用、地域・産業での健康支援活動に至るまで、幅広い取り組みが共有されました。

■ 弊社発表「シルクフィブロイン長期摂取による脂質代謝改善効果の検証」

弊社は、石川町内科クリニック、東京農業大学、芝浦スリーワンクリニックとの共同研究として、蚕の繭から得られる天然たんぱく質「シルクフィブロイン」の長期摂取が脂質代謝に及ぼす影響を検証。
研究の結果、中性脂肪やLDLコレステロールの低下、HDLコレステロールの上昇といった改善傾向が見られ、生活習慣病予防への可能性を示す結果となりました。
天然素材を活用した「未病(病気になる前の段階)」へのアプローチとして、今後さらなる臨床応用が期待されます。

■ 他の登壇者による注目のご講演

吉川 泰弘 先生(共和化工株式会社 環境微生物学研究所 所長)
「One World と One Health」
人・動物・環境の健康が密接に関連していることを、微生物学と感染症対策の視点から解説。持続可能な健康社会の実現に向けた包括的な取り組みの重要性を説かれました。

野口 範子 先生(同志社大学 生命医科学部 教授)
「糖尿病予防の新規メカニズム」
セレン含有たんぱく質の生理作用に着目し、糖代謝・脂質代謝の制御メカニズムと糖尿病予防への応用可能性を分子レベルでご紹介。細胞内での抗酸化作用やホルモン制御など、新たな視点を示されました。

尾長谷 靖 先生(佐世保市総合医療センター 呼吸器内科科長/長崎大学医学部 教授)
「胸部レントゲン・CT検査の盲点」
「内科医から見たコロナパンデミック」
日常の診療現場での画像診断の課題や、COVID-19感染拡大に伴う医療体制の変化、今後の公衆衛生の課題などについて、臨床医としてのリアルな視点でご講演されました。

松田 修 先生(京都府立医科大学 教授)
「茶カテキンと関連化合物によるSARS-CoV-2の不活化」
緑茶などに含まれるポリフェノールが新型コロナウイルス不活化に寄与する可能性を、基礎研究データを基に紹介され、身近な食品成分の新たな機能性に注目が集まりました。

■ 予防医学の未来に向けて

今回の学会では、病気になってから治療するのではなく、「日常生活の中で病気を防ぐ」ための新たな視点や実践が多数紹介されました。
私たちドクターセラムも、科学的エビデンスに基づいた製品開発と健康支援活動を通じて、予防医学の実践に貢献してまいります。
今後もシルクフィブロインの研究を深め、自然素材を活かした健康づくりを皆さまにお届けできるよう努めてまいります。品質な製品づくりと技術開発に努めてまいります。


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